“なんでもふたつ”さんは、着る服も履く靴も、家も仕事も何でも2つずつ。悩みも2つ――奥さんと息子が1人しかいないこと。平凡な暮らしを送る紳士の、変てこな癖をからりと描く。大きな字がゆったりと組まれ、ユーモラスな絵もふんだんに入っているので、どの子にもとっつきやすいようだ。77年の初訳以来、親しまれてきたアメリカの幼年童話。
M.S. クラッチ(著)
クルト ビーゼ(イラスト)
M.S. Klutch(原著)
Kurt Wiese(原著)
光吉 夏弥(翻訳)
出版: 大日本図書
(2010年10月)
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